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2016年8月 Archive

Alienware Aurora R4 電源入ってスグに落ちる

  • Posted by: 大阪パソコン修理データ復旧サービス
  • 2016年8月23日 18:14
  • 修理実績

今回はDELL のゲーミングパソコンのAlienware Aurora R4です。
とにかくバカでかく バカ重い。。。。そして高機能 CPUはI7 メモリも8GB4枚の32GB。グラフィックボードもNVIDIAのTITAN Zを使ってます。SSD2本にRAID構成でありました。
さすがゲーミングパソコン。
出張して持ち帰るのであるが腰いわしそうになりました(笑)。
とりあえずマザーボードとCPUとメモリの最小環境で同現象になりメモリは正常でCPUも他のマザーボードに取り付けして検証すると正常でありました。
マザーボードのチップコンデンサやFETも正常なためマザーボードの交換になります。
ここでマザーボードの仕入れ先がアメリカかヨーロッパか中国になるわけですが中国からの場合はBRAN NEWとなっていてもジャンク品や中古の可能性が80%ぐらいありますので当社では中国からのDELLのマザーボードは取引していません。以前には取引していたことあるのですが一度同じマザーボードを返品交換を4回ほどしたことがあります。最後は結局返金になったことがあります。
ジャンクを売り付けてクレームなければ儲けものみたいなのでしょうか。。。。
その点 アメリカやヨーロッパの業者ではそのような経験は皆無です。
今回のマザーボードはアメリカに在庫がありました。
かなり金額がするのと、このAlienware Auroraのマザーボードは今回のような現象になることがよくあるようです。
つまり欠陥を抱えているマザーボードになります。数年つかうとかなりの確率でこのような現象になるようです。このような可能性のあるマザーボードであるので中古は絶対に購入はしてはだめですが新品でも5年ぐらいつかうとこのようになる可能性を孕んでいてしかもそれなりの金額なためどうするか迷ってしまいます。
思案していると このAlienware AuroraのマザーボードはMICRO ATXの規格通りでしかも電源スイッチのマザーへのコネクタ形状が汎用性のあるコネクタでありました。。。
DELLの場合 スイッチコネクタが独特であることが多いいのですがそうでないため自作用のマザーボードが付けれる感じです。
早速 当店所有のMICRO ATXのマザーボードを取り付けましたが上手くいきました。
マザーの右横にサブ基盤があって気になるところですが、とりあえず放置。
LGA2011のマザーボードを探すとなんとMICRO ATXの新品が全くない。。。ATXだとたくさんあるのに。。。2011シリーズは高機能になるため拡張性が通常求められるため拡張性を省いたMICRO ATXはすくないのだろう。中古であったが4万円もするし新品は海外からの輸入で9万円。これではあきらめるしかない。
お客様と相談するとCPUはI7の6700Kを使いたいと思っていたようでこれがLGA1151のソケット
であるからこれならMICRO ATXでしかもDDR3のメモリも使える。
そしてGIGABYTEのRAID機能の備えたマザーボードがあった。
実はもうひとつの難関があります。水冷冷却ファンです。これはまずDELLのPCケースの上側にある細長い基盤から電源を受けていて形状が特殊であるので新マザーボード基盤の4本ピンのところに装着できないためです。マザーボードから直接でないためマザーボード側でファン回転数を制御していないことを意味するので新マザーボードに取り付けるとファン回転が異常に高い非常にうるさいパソコンになってしまう可能性があるからです。 これは付けてみないとわからない博打ですね。それともう一つがLGA2011用のネジのため径が太くて合わないのです。マザーボードの4つの穴をぐりぐりして大きくして2011用のネジ受けにすればいいのですが自分のパソコンならそうしますがお客さんのパソコンではちょっとなかなかできない。水冷ファンにこだわりがるようですのでこの個体にあう水冷ファンを探しているとバックプレートと4本ネジがこのDELLの水冷ファンに合いそうな評価の高い水冷ファンを発見・・・・
うまくいけばこのネジとバックプレート等の金具があえばそのままDELLの水冷ファンを使えばいいしファンが暴走したらDELLのこの水冷ファンと交換すればいいとの運よく保険をかけれるような水冷ファンを見つけました。結論はファン音も正常 金具とネジもぴったりあって最良の結果になりました。メモリの相性問題もなくOSもインストールして一通りの負荷テストもクリアーして満足いくゲーミングパソコンが復活しました。

さてお客様宅へ納品して電源ON~~。。。
えー スタートアップ修復のゲージの進んでいく画面になるぞ。
このバカ重いエイリアンを持ち帰りになる恐怖を感じながら切り分けをしていくと外付けHDDが問題がありました。外付けHDDの中にBOOTファイルがあり内臓SSDより前にこのHDDから起動していたためでした。BIOS修正して終了です。

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